エンジン不調となっております
グロリアハードトップの修理です
セルモータは問題ないです。燃料ポンプもちゃんと動いております。
点火もちゃんとしてますね
じゃーなんでエンジンかからないんでしょうかね~
この330型から初めてL型エンジンにインジェクションがのりました。
インジェクションとは
それまで燃料噴射装置はキャブレターという昔ながらの装置を使用しておりました。
当然始動性は悪いは燃費は悪いはでいいことありせん。それより1番の理由は排気ガス規制をクリアさせなければいけなかったため、その当時最新の技術である電子制御で燃料を噴射するインジェクション が登場するのです!
このインジェクションは改良をしながら、現在完全な電気自動車以外のすべての車種に採用されております
とってもすぐれたエンジンシステムです
ただ・・・・
このグロリア世代のインジェクションはシステムの性能が悪い他いろんなセンサーの劣化もあり手におえません
当然新品部品は手に入らないため、何をやっても良くらないものも多くあります。
例にもれずこの331もその様です
でも、何とか最善は尽くしたい!そんな気持ちで原因を探ります
配線や配管でエンジンンルームもごちゃごちゃです
エアフロメーターというセンサー 今エンジンはどの位空気を吸ってるんだろーって監視するセンサーです。
日産車はフラップ式という物を使っており、とにかく壊れる。可能性はあるなー
ISCバルブ(名前あってるかなー)アイドリング時の空気の流量を調節しているバルブ。これもダメかね~
などとやっているうちに、1番と2番の様子が変なことに気づきます。爆発してない模様。でも点火はしてる。
どうやらインジェクターから燃料が噴射されてないみたいです
早速インジェクターを外してみます
これが、インジェクター
単体で作動確認してみます。
バッテリーにつないでもいいんですが、9V乾電池で作動確認。
インジェクター自体は1番2番とも作動してました。
これがダメだと大変なことになります。なんせ綺麗に洗浄してエンジン始動
調子よく1発でエンジンかかりました
多少の回転のムラはありますがアイドリングも安定しました
この辺の年式のインジェクション車はホントに厄介です
キャブレターの方がずっといいなーなんて感じます