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昭和43年 MS50クラウン 車検

朝、篠ノ井橋で信号待ちしてましたら遠くにBMXを乗っているオシャレな女性が見えました。
車種までわかりませんでしたが、あのハンドルを見る限りOLDBMXかと思います。
あってみたいな~ 今度ウチ来てくれないかな~なんて思いながら会社に来たのです

MS50クラウン車検です

20150411_083503いつも思うのですが、クラウンはきれいな車が多いです。きっと大切にされていたんでしょうね
 

こもMS50はめずらしくATです。当時のオートマですので性能はそれなりですが、すべりもなくしっかりしてます。
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このシフターシンプルでいいです!こういう感じがとっても好きです

 

クラウンの整備ポイントはやっぱりフロントの足廻り

クラウンのステアリング機構はボール・ナット型を使用しております。アメ車なんかと同じです。
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非常に複雑な機構です。ピットマンアームやタイロッドエンド、アイドラアームなどいろんなパーツの集合体です。
これが良くないわけでして・・・あらゆる部分にガタが出るわけですよ
当然車検も受かりませんし、乗っていてもアブナイです
(同業者さん古いクラウン車検で入ったらこの辺を注意してお願いします。車検に入らね~か)

あとですね、ダブルウィッシュボーンのフレーム車なのでアッパーアームのボールジョイント、ロアアームのボールジョイントなんかも要注意です。

やはりこのMS50もタイロッドエンドとフロント左側のアッパーアームのボールジョイントがダメでした。
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外したアッパーボールジョイントこれはまだ新品部品が純正があります。
     品番43360-39055
この品番を言えば部品屋さんもすぐに用意してくれます。

 

メインマフラーもダメでした

メインマフラーはダメな場合がほとんどです。多少の穴などは溶接棒で修理しますが、それも無理なら製作します。
車両の取り付けスペースや排気量をみて汎用のサイレンサーやそれに合ったパイプで製作します。
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ステンレスで作りました。やっぱリ錆に強いんでね。あとステンレス独特のいい音がするんですよ。排気音聞いてもらえればいいんですが。
車の雰囲気によってはステンレスじゃカッコわるい場合もあります。その場合はスチールでも作ります。

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どうですかねーいい感じでしょ

この他、MOONのタコメーターも装着。室内の雰囲気がグッとよくなりますね
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国産旧車は部品の入手が1番の難題

オールドクラウンは部品の流用が結構可能なので整備する側としても大変助かりますが、基本的に旧車の部品はほぼ入手できません。
ハコスカやZの様に花形旧車ならいくらでもパーツの入手が可能ですが、ウチで扱っている様な車種はほぼ全滅です。
ホントはいつも困ってるんですよ。どうしよーってね
でもこの辺を何とかするのが当社のノウハウでしょうか。
そこに乗りたい方がいる限り頑張ります!
中古車もやってます。見てください~

Goo

 

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